MMORPGとはマッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲームの略称であり、簡単に言ってしまえばインターネットを利用した大規模参加型のオンラインゲームです。
インターネットを介して複数のプレイヤーが、同じゲームを同じ時間の楽しめるのが魅力になっています。
誰かの家に集まって一つのハードを囲むのではなく、パソコンや据え置きハードをウェブに繋げて離れた相手と同時接続しつつ、ゲーム内での攻略や交流を楽しむというのが基本的な遊び方になっております。
現実と同じ様にゲーム内でも時間が流れるのが特徴です
MMORPG最大の特徴と言ってもいいのがゲーム内の時間が現実と同じか、ゲーム内で定められた割合で進んでいくことです。
この時間からこの時間までしか開いていないお店がある、船や飛行機の出航時間が決まっている、日時が指定される形でイベントが発生するなど、昔ながらのRPGには無かった要素が主流のタイトルには埋め込まれています。
この時間に出航する船に乗るために、現実時間の何時にはログインしておかなければならないといったような、時間的な制約や制限があるためイベントを逃すまいと毎日ログインする熱心やユーザーが少なくないのも特色です。
自動的にセーブされるような作品が大半になっています
スーパーファミコンや初期のプレイステーションによくあったような、一人用のRPGゲームの場合自発的にセーブを行うことで、冒険の記録をつけることがMMORPGの場合はほとんどありません。
プレイしていると自動的にセーブが行われて、リセットしてもう一度やり直すということがほぼ不可能になっているのです。
例えば一定の確率でレアなアイテムを落とすモンスターを戦う場合、従来の手動のセーブシステムなら敵がアイテムを落とすまでリセットを繰り返し粘るようなことも可能ですが、MMOは自動セーブシステムが備わってしまっているため本当の意味で一発勝負になることが多いのです。
めったに出会えないレアなモンスターがドロップするアイテムを手に入れるため、そのモンスターがいつ出てもいいようにタイトルによっては、毎日ログインするような熱心なユーザーも大勢居ます。
パッケージタイプや月額タイプなど料金形態が異なります
昔ながらのRPGゲームの場合、追加ダウンロードコンテンツを購入しなければパッケージ料金を一度支払えば、エンディングまでゲームを遊ぶことが可能です。
一方でMMORPGの場合、たとえエンディングがあるタイトルであっても月額料金を負担した遊ぶものが多くなっています。
一ヶ月間の契約料を負担すれば、無制限にその一月はプレイが可能になるというシステムです。
MMOにもパッケージタイプのタイトルは少なからず存在していますが、大規模アップデートが行われた際に、そのアップデート分のデータは追加でダウンロード購入しなければならないなどの制約がある可能性もあります。
昔からよくあった、ソフトさえ買えばその後にかかるのは電気代くらいといった買い切りタイプの料金形態では無いことが多いということです。
まとめ
はっきりと数字で表れていますが、MMOプレイヤーの数は年々増え続けています。
パソコンやゲーム機を自宅でネットに繋ぐのが当たり前になった今の時代に、完全にオフラインでゲームをするユーザーのほうが減少傾向にあるくらいなのです。
たとえ月額料金を負担してでもMMOを長く続けていきたいと考えるような、プレイヤーが多いことが面白さの証明になっています。
これからも大型の新規タイトルが毎年提供され続けることが確定的な程度には楽しいと認識しておいて大丈夫です。