日本が世界に誇れる文化にひとつに、サブカルチャーというものがあります。
これは簡単に言えば、アニメ・ゲーム・ミュージックといった大衆向け娯楽のことです。
2000年以降、日本は世界各地から訪れるインバウンド客が国内経済の屋台骨を支えるまでになりました。
なぜ世界でジャパン・ブームが巻き起こったのか、それはサブカルチャーのひとつである「ゲーム」が大ヒットとなったからです。
世界で最初にテレビゲームが登場した1985年
世界で最初にテレビゲームが登場したのが、1985年でした。
国内の玩具メーカーがファミリーコンピューターという家庭用ゲーム機を開発し、一家に一台は存在しているテレビと接続をすることで色んなソフトで遊ぶことができました。
当初は単純なパズルやスポーツしかありませんでしたが、そこから2年ほど経過をすると、小説のような壮大な物語を描いたRPGという新しいジャンルのゲームが生まれたわけです。
各社メーカーが導入をしていく中で、一本のソフトがミリオンセラーを達成しました。
それが「ファイナルファンタジー」です。
そこでここでは、このファイナルファンタジーの概要と、現在サービスを展開しているファイナルファンタジー14について詳しく見ていくことにしましょう。
ファイナルファンタジーについて解説
まずはファイナルファンタジーについて解説をすると、中世ヨーロッパの世界観をあらわしたRPGです。
RPGとはロールプレイングゲームの略称であり、プレイヤー自身が行動をして物語を進めているというものです。
一般的にはエンディングは決まってはいるものの、なかにはプレイヤーの行動次第でマルチエンディングを採用しているものさえもあります。
ファイナルファンタジーはFFという略称でファンの間で親しまれており、マルチエンディングのシリーズも計3作あります。
開発・販売をおこなっているのは現在はスクウェア・エニックスですが、以前は2つの会社に分かれていました。
そして両者はライバル関係にあり、FFとドラゴンクエストというテレビゲーム登場初期から鎬を削っていた大手企業です。
2022年には新作となる16も世界同時販売される
2005年に会社は合併をしており、ライバル同士の共闘と世間では大きな話題になったほどです。
FFは現在15作品が登場しており、2022年には新作となる16も世界同時販売をなされます。
そのなかにはオフラインではなくオンライン対応ソフトも計2本存在しているのをご存知でしょうか。
これがマルチエンディングを採用しており、プレイヤーのゲーム内の行動が物語の結末に大きく左右をするわけです。
11と14のナンバリングとなっていますが、ファイナルファンタジー14は世界で累計800万本ものセールスを記録したスクウェア・エニックス始まって以来の売上本数です。
ファイナルファンタジー14の魅力
簡単にファイナルファンタジー14の魅力を語ると、美しいグラフィックスと壮大な物語・自由度の高いマップなどとなります。
一般的なRPGの場合、箱庭と揶揄されます。
決まったマップ内で行動ができる範囲も限られており、この点がデメリットともいえました。
ところがファイナルファンタジー14はその障害をすべて取り払っているのが特徴です。
ゲームを開始したと同時に世界中を自由に旅することができ、いきなり強敵に遭遇することも珍しくはありません。
更には色んな職業が用意されていて、モンスターと戦って物語を進めるのか、または職業を極めてゲーム内でお店を開店させて暮らしていくことも可能というわけです。
まとめ
第二の人生を謳歌できるゲームというのがファイナルファンタジー14で、これまでのシリーズとは大きく異なっています。
サーバーが巨大で世界中のプレイヤーが一堂に会している点もポイントで、さまざまな方と出会うことも出来るゲームです。